
こんにちは!飼い主ひろろと申します。
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焼砂って何?どうやって使うの?と思う方も多いと思います。焼砂は文鳥がつついて遊んだり、掘ったり、時には食べたりもします。
「砂を食べるなんて!」と思うかもしれませんが、砂と鳥には密接な関係があるのです。文鳥にもある砂嚢の機能をご説明しつつ、我が家ではどんな風に焼砂を与えているのかご紹介しますね。
私が購入した焼砂はこちら
焼砂(やきすな)とは?
文字通り、「焼いた砂」です。とはいえ、その辺から取ってきた砂を袋詰めしたわけではなく、きちんと殺菌処理された清潔な砂になります。

加熱処理をすることで殺菌されます。さらに乾燥させているので、サラサラしています
- 小鳥、小動物の敷砂や砂浴び用。
- ゴルフ場の芝やバンカーのメンテナンス。
- 公園の砂場。
- 地下構造物、地下燃料タンクの埋戻し。
- タイル、外壁や工業製品の原料など。

焼砂は他にもこんなことに使われているよ!
焼砂の基本的な使い方

- つつく
- 噛む
- 掘る
- 食べる
容器に焼砂を入れて、文鳥さんが良く遊ぶ場所へ置いてあげましょう。最初は警戒して近寄らない子もいます。その場合は無理やり砂場に入れずに、容器を同じ場所へ置き続けます。(何日かすると慣れてきます)
慣れてきたら、砂の中にシード類のごはんを隠すように埋めたりすると、掘って遊びます。「土にいる獲物を探す」ような感覚が得られるので、おすすめです。

このように手で与えるのもおすすめです。容器よりも怖がりにくいので、最初は手で与えて「怖くないよ」ということを教えて、慣れたら容器を置いてあげるのも効果的です。


我が家のシルちゃんも、容器に入れた焼砂には近寄らなかったのですが、手で与えたら興味津々でポリポリかじったり食べたりし始めました。
その後、焼砂が怖くなくなったのか自分から容器(砂場)へ入るようになりましたよ〜
焼砂のお手入れ方法

文鳥さんが使った焼砂はフンなどでどんどん汚れていきます。
お手入れ方法としては、目に見える大きなゴミは手で摘んで捨てましょう。容器をジャカジャカと振ると、ゴミが浮き出てきやすいです。ハムスターのトイレなどに使う、隙間のあいたスプーンでゴミを濾す(こす)のも良いかと思います。
あまりにも収拾がつかないくらいに汚れたら、全て捨てて新しい焼砂に交換してあげましょう。

私はコンビニアイスのスプーンでフンなどをすくって取っています。まだ固まっていないうんちは水分があり拾いにくいと思うので、乾いてから拾うと良いですよ〜
焼砂と砂嚢のしくみについて
鳥には「砂嚢(さのう)」という消化器官があります。食べたものをすりつぶす機能を持つ器官で、消化の助けになります。

どうして消化の助けになるの?砂って消化に悪そうだし・・・
鳥には人間のように歯がありません。よって、砂や小石を使い、砂嚢の中で食べたものを砕いて消化しやすくしているのです。
鳥は体を軽く保って飛びやすくするため、頻繁にフンをするというのは知っている人は多いですよね?
くちばしも同じで、人間のように歯や顎があると体が重くなるため、軽いくちばしだけを持つように進化し、胃の中で消化しきれないものは砂嚢で消化するようになったとも言われています。
そのう→胃→砂嚢
そのうは雛だとハッキリ見られるあれですね。食べたものを一時的にここへ保管し、その後胃に送られます。胃液でドロドロになったものをさらに砂嚢で砕きます。
砂嚢の中にある砂や小石と砂嚢の筋肉を使って、消化しきれていない食べ物を砕いてさらに消化するんですね。(日頃から砂や小石を飲んで砂嚢へためておき、必要のなくなった砂や小石は吐き戻したり、フンとして排出もするようです。)

文鳥さんって良く見てると餌を丸呑みしていることが多くて、(特に雛はあわ玉なんか丸呑みですよね)消化が大変そう・・と思ってましたが、こんな仕組みだったんですね〜!強靭な胃液でも持ってるのかと思ってましたw

古代にいた恐竜も、砂嚢を持っていた種もいたの。鳥は恐竜が進化した生き物とも言われているのよ
我が家の焼砂の使い方

我が家では、ダイソーの可愛い木の容器に入れて使っています。取っ手もついて持ち運びもしやすいし、取っ手部分に文鳥さんが止まったりもできるスグレモノ!

木の箱はこちらの記事で紹介しています
小鳥用焼砂の種類とおすすめ
小鳥用の焼砂は、下記から発売しているものがあります。
- ハッピー・ホリデー・ジャパン(H.H.J)「小鳥用健康焼砂」
- ナチュラルペットフーズ「バードサンド」
- ウズラ大学「小鳥の敷き焼砂」

我が家が購入したのはハッピーホリデージャパンさんの焼砂です。2kg入っているのでたっぷり使えます。
Amazon・yahoo・楽天いずれも調べましたが、ハッピーホリデージャパンさんの焼砂が一番よく見かけました。

↑拡大図はこんな感じ。サラサラの砂で不純物もなく、安心して使えています。ペットショップにも置いてあるところもありますが、めったに見かけないので通販がおすすめです!
今回のまとめ

人間にとっては「砂を食べるなんて!」と思いますが、鳥の体の構造を知れば、焼砂は鳥に必要なものだったんですね。

「焼砂がないと消化ができない!」といった大げさなことはないのですが、健康のために与えてみるのもいいでしょう。
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