ペローシス(腱ひらき)文鳥の通院費用と介護について

URLをコピーする
URLをコピーしました!
飼い主ひろろ

実家とあわせて計16羽の文鳥を飼っている飼い主のひろろです。
Instagramでは文鳥たちの写真をUPしていますので、お気軽にフォローしてくださいね♪
もっと詳しい飼い主と文鳥たちのプロフィールはこちら

このページでは、文鳥のペローシス(腱ひらき、腱はずれ)についてお話しています。

実際に我が家には、腱ひらきの文鳥がいます。2021年5月6日現在でまだ生後1ヶ月と少しで、通院しながら腱ひらきの矯正を行っています。

文鳥に非常に詳しい獣医さんのお話を聞いたり、実際に矯正してみてどのような変化があるのか、またペローシスの文鳥をどのようにお世話しているのかなどをまとめたいと思います。

通院した際にかかった費用も公開していますので、参考になれば幸いです。(病院によって費用はまちまちだと思うので参考程度にどうぞ)

ペローシス(腱ひらき、腱はずれ)の文鳥は、必ず小鳥に詳しい獣医さんにかかって下さい。自己流で治そうとすると危険です。

目次

ペローシスってなに?

疑問な人

そもそもペローシスとはどんな病気なのでしょうか?

飼い主ひろろ

ペローシスは、腱(けん)が開いてしまう病気です。

厳密に言うと、大腿骨が内転し、脛足根骨が外転するために起きる開脚です。つまり人間でいうところ、すっごく内股で立つようなもので、歩行は極めて困難です。

脚がひらいてしまい立つことが難しいため、お腹や胸を地面につけていることが多くなり、内臓などにも負担がかかります。

文鳥のヒミツ」より

ペローシスの症状の目安

  • 幼鳥期に治療し、止まり木に掴まったり飛んだりできる子=軽症
  • 治療した(またはできなかった)が、止まり木には掴まれないが立ったり飛べる子=中症
  • 全く立てずに座りっぱなしの子=重症

ペローシス(腱ひらき)の治療法について

テーピングで固定しています
治療について
方法テーピングが主流
適正期生後4週齢くらいまで
期間約一ヶ月ほど

雛のうちに(なるべく早めに!)テーピングで治療してあげるのが適切です。成鳥になるとテーピングでは治らない確率が高くなるので、その場合は手術などもあるそうですが文鳥の小さな体では困難です。

テーピング固定中は、必ず小さめのケージに入れます。動きたくて暴れますが、我慢しましょう。一日に数回は抱っこしたりして、(血流促進も兼ねる)息抜きをさせてあげてください。

ミニキャリーは通院・病気時の看病などにとても便利なので必ずひとつは持っておきましょう。

ミニマルランド
¥1,197 (2021/06/22 19:16時点 | Amazon調べ)

腱ひらきの文鳥の治療内容と、かかった費用について

病院や治療内容により料金は違ってきますので参考程度にお願いいたします。

日付内容費用
2021年
3月29日
誕生
4月18日
生後20日
巣上げ 足のふんばりがきかず、足に異常があることを確認。病院の予約を取る。(混雑していてすぐには行けず)
4月26日
生後28日
【初診1】病院にかかる(行きつけの小鳥・小動物専門)テーピングで固定、フンの検査によりデンプンの異常ありで薬を1種類処方される。5,434円
5月1日
生後33日
【通院2】病院にかかる テーピングの交換、そのう検査で少量のカンジタ菌を確認、薬を前回のと別のものに変更。4,202円
5月8日
生後40日
【通院3】病院にかかる テーピングがきれいだったため交換なし。デンプンの異常、カンジダ菌はなくなり、薬は処方されず。体重が21gになり筋肉も増えているとのこと。順調なので次回テーピングを外し、今後の経過を様子を見るとのこと。1,980円
5月15日
生後47日
【通院4】テーピングを外す。治療終了となります。880円
合計金額12,496円

約一ヶ月間にわたり、4回通院しました。治療費は合計で12,496円かかりました。テーピング期間は20日間です。

  • テーピング固定
  • フン検査
  • そのう検査

上記が主な治療内容です。テーピングはとても細かい作業なためか、テーピング固定をする日はお会計が高いようでした。3回目ではテーピングの外れや汚れがなかったため交換はなし。

フンとそのうは初回は検査する可能性が高いです。うちの子はデンプンとカンジダ菌に少しの異常が見られたため、薬を処方していただきましたが、何もなければもっと安く済むと思います。

最後はテーピングを外し脚の様子をチェックしていただき、今後は自宅で様子を観察するようにと言われ通院が終了しました。

飼い主ひろろ

鳥や小動物専門の病院でないと、ここまで的確に治療されなかった気がしています。ペローシスの子はぜひ病院が遠くても鳥・小動物専門にかかってあげてください。

腱ひらきの文鳥のお世話と介護生活

テーピング治療が済んだあとの、腱ひらきの文鳥のお世話について書いていきます。

挿し餌や、起床・就寝時間は普通の文鳥と変わりはありません。放鳥は常に見守りながらします。高いところから落ちたり、カーペットなどの毛足の長いものに引っかかったりしないように注意しましょう。

ケージや、ケージ内レイアウトについて(バリアフリー必須)

腱ひらきの文鳥は、通常のケージ内レイアウトだと過ごしづらいので工夫が必要です。

参考として我が家のケージ内にあるもの

  • 手作りケージ35 x 70cm
  • 滑り止めマット
  • 餌・水の容器(低め)醤油の小皿などでOK
  • 寝床として藁のベッド
  • 寝床としてタオル(パイル地だと引っかかりやすいので注意)
  • その他おもちゃ

滑り止めマットと餌入れはダイソーで購入しました。滑り止めマットは爪が引っかからないように穴のないタイプ(200円でした)がおすすめです。

また、我が家では手作りケージを使用しており、止まり木もホームセンターで購入した一本の丸い棒を切って、網に渡して使っています。一番低い位置に設置しています。

手作りケージについては下記をご覧ください。

止まり木に滑り止めを巻いてあげると、つかまりやすいです。我が家では麻ひもを巻いていますが、「自着性伸縮包帯」というものも良いとのこと。特殊な構造で包帯同士がくっつきあうため、テープを使わず巻くことができるので、万が一剥がれてしまっても文鳥にくっつく心配がありません。

スリーエムヘルスケア
¥1,232 (2021/06/24 20:27時点 | Amazon調べ)
飼い主ひろろ

老鳥になり足の力が弱くなった子にも使えます。ひとつは持っておくと便利な包帯です。

放鳥時にすることと、注意点

放鳥は常に見守りながらします。高いところから落ちたり、カーペットなどの毛足の長いものに引っかかったりしないように注意しましょう。

特に獣医さんから言われたわけではないですが、個人的に考えていることを書きます。

  • 歩行や飛行がスムーズにできない場合、運動量が不足する可能性もあるため、餌の量や運動量を調整する
  • 止まり木に掴まる訓練をする(手で支えたり、止まりやすいようにテープを巻くなどの工夫)
  • 止まり木に掴まれない子はフンを踏むことも多いため、定期的におしりを洗う(ぬるま湯で優しく)
  • 座りっぱなしの子は特に危険。内臓の圧迫や血流不足など。抱っこやマッサージなどで対処する。
飼い主ひろろ

無理に高いところから飛ばす訓練などはしないようにして下さい。文鳥の様子を見ながら、無理なくサポートしてあげましょう。

腱ひらき「たまちゃん」の治療〜成長のようす

腱ひらきの文鳥「珠(たま)ちゃん」の生活について書いていきます。腱ひらきに気づいてから治療し、通院が終わりその後の成長のようすを写真でまとめました。

たまちゃんの腱ひらき具合:左足は軽度で指の力もしっかりしている。右足は指先も丸まり、脚のひらきが強め。

4/18(生後20日目)、巣上げして腱ひらきに気づいたときの様子。すぐに病院の予約をとる。

(生後30日目)テーピング治療の2日後です。テーピングをしても足が後ろにビローンと伸びてしまう。

同日。足を優しく折りたたむようにしてほぼ一日中抱っこする。

個人的にはこれかなり有効でした!ほぼ一日抱っこしただけで、後ろに伸びた脚が自然に折りたたまれるように固定されました。
脚が後ろに伸びていない子には必要ありません。

(生後34日目)テーピングのせいで動きづらいのか、お腹をつけて座っていることが多い。まめに抱っこしたりして、血流を促進する。

(生後39日目)畳におろしてみると、上手にホッピングして前進していた。お腹をつけずに、脚のちからで体制を立てることができる様子。
立つことができれば内臓に負担がかかりにくいのでホッとした。

(生後47日目)テーピング治療が終了し、約20日ぶりにテーピングが外れて戸惑っているようにも見える。
慣れないようで脚が開いてしまう。なるべく脚を閉じつつ抱っこする。

(生後48日目)ミニキャリーケージを卒業。滑り止めを敷いたケージで過ごす。藁の丸いベッドを斜めに設置すると、胸を圧迫しないのか昼寝しやすそうだった。

(生後49日目)右足の腱ひらきの症状が強いためか、右足をケージに引っ掛けて立っていたのを目撃した。
網に引っかかってしまったのではないかと心配したが、自ら引っ掛けていることを確認。
Instagramで文鳥仲間さんに聞くと、同じ腱ひらきの文鳥が足を掛けているとのことで、珍しいことではないのかもしれない。

同日。左足は腱ひらきが軽度なためか、左足で頭をかくことが可能。

(生後57日目)自力で立ち、ホッピングで歩けるようになってきたので、ケージを2倍の広さにした。
滑り止めマットを穴あきタイプから穴のないものに変更。

(生後60日目)止まり木に左足でつかまり、右足を網にかけて安定して立っているところを目撃。挿し餌も卒業しました。

(生後68日目)止まり木に両足で安定して掴まっているところ。麻ひもは怖がらず良いようです。右足の指が丸まってしまうが、上手に止まり木に乗せていた。

飼い主ひろろ

2021/06/09現在(生後72日目)の今では、自分の足でしっかりと立ち、地面にお腹をぺったりつけることも少なくなりました。また、飛ぶこともできます。
挿し餌も卒業し、止まり木に掴まりながら粟穂をつついたりする姿も!
テーピング治療して本当に良かったと感じています。

今回のまとめ

ペローシス(腱ひらき)の文鳥は、幼鳥期であればテーピング治療によって(完治は難しいですが)軽症にまですることが出来ます。(症状によっては難しい子もいます)

生後4週齢をすぎると腱まわりが定着し治療が難しくなってきますので、早めに病院に連れて行くことをおすすめします。

ペローシス(腱ひらき、腱はずれ)の文鳥は、必ず小鳥に詳しい獣医さんにかかって下さい。自己流で治そうとすると危険です。

ペローシスの子のための介護アイテム

ミニマルランド
¥1,197 (2021/06/22 19:16時点 | Amazon調べ)

テーピング治療中のケージです。狭めで、療養するのに丁度いいです。

スリーエムヘルスケア
¥1,232 (2021/06/24 20:27時点 | Amazon調べ)

テーピング治療が終わった後、止まり木に巻いて使えます。ベタベタしないので安心です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

飼い主ひろろのアバター 飼い主ひろろ 文鳥飼育歴5年

文鳥を飼っている飼い主ひろろと申します。
実家とあわせて計16羽の文鳥がおり、文鳥専用の部屋を外注するなど家族揃っての文鳥好き。
文鳥中心の生活で得た知識を、このブログでまとめていきます。

コメント

コメントする

目次
閉じる