
こんにちは!飼い主ひろろと申します。
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このページでは、文鳥のための「手作りケージ」について書いています。
- 2021年2月現在、2羽の文鳥にそれぞれ2つの手作りケージを使用しています
- 1羽の障害をもつ文鳥に手作りケージを使用しています
もともと市販の小鳥用ケージを使っていましたが、手作りケージの使い勝手と見た目が良く、愛用しております。
市販の鳥用ケージから手作りケージにした理由やメリットなど

私が作った手作りケージは、バーベキューグリルの網を使って作っています。(作り方や安全性などはこの先に記載)
もともと、文鳥1羽だけだった頃は市販の小鳥用ケージを使っていましたが、お手入れ・お世話のしにくさや、プラスチック部分の経年劣化、インテリア性などが気に入らず、また他の理由も色々と重なってケージを自分で手作りすることにしました。

手作りケージの使い心地(掃除・お世話など)

- 全面が大きく開くので文鳥の出入りやお世話がしやすい
- プラスチック部分(底部分の溝)がないので掃除がしやすい
- シンプルな見た目なので、インテリアにも合う
市販のケージだと出入り口が小さいので、日頃のちょっとした掃除などがしにくかったのですが、手作りケージでは全面オープンですのでのびのびと掃除ができます。
また、プラスチック製の底部分は見た目も掃除のしにくさも良くなかったのですが、手作りケージはその部分がないのでストレスフリー。その代わり、シードの殻が飛び散りやすいのでこまめな掃除が必要です。
手作りケージを置く場所と、ケージ内レイアウト

ケージ内レイアウトについては、Instagramに載せている写真が常に新しいです。
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我が家ではこの手作りケージをリビングにある押入れに置いています。ここが一番日当たりも良く、お世話もしやすい環境なので気に入っています。
- 三方向に囲まれているので冬場は暖かい
- 三方向に囲まれているので餌が飛び散りづらい
- ちょうど良い高さなのでお世話がしやすい
- 広いので遊び場と兼用で使える

そのままのベニヤ板だと水などが染み込んでしまうため、リメイクシートを貼ると水やフンでもつるんと拭き取れます!
基本的にここの押入れの戸は閉めません。
障害のある文鳥と手作りケージの相性について

桜文鳥のソラ(男の子)
- 羽が片方生え残っていて飛べない
- 両足指がそれぞれ1本ずつない
生まれながらに障害を抱えたソラは、いわゆる小鳥用のケージを使ったことがありません。手作りケージでなんら問題なく快適に過ごせているからです。
- 巣上げ〜歩けるまで:ダンボールハウス
- 歩けてそろそろ一人餌になるころ:手作りケージを縦に使う
- 一人餌になったあと:手作りケージを横にして使う
このように、挿し餌が不要になったあたりから手作りケージを使用していました。活発に歩き回れるようになるまでは手作りケージを縦にして慣れさせ、歩き回るようになってからは横にすることで広々使っています。
ソラは飛べないため高さのあるケージは必要ありませんが、逆に運動量が気になるので横に広いケージは良いと思っています。(とはいえ、放鳥も他の文鳥と同じように行います)
また、手作りケージなら小鳥用ケージと違って底部分のプラスチックがないため、視界も広々です。

水槽は大きいものだと値が張りますし、虫かごは広いものがあまりありません。今使っている手作りケージがちょうど良い広さなのです。
障害のある文鳥に使える手作りケージの作り方
- 文鳥にとって安全であること
- 視野を広くさせてあげられるもの
- 雛でも成鳥になっても使えるもの
- 比較的低価格で簡単に作れるもの
- ダイソーのバーベキューグリル(30x50cmをチョイス)5枚使用
- 結束バンド(こちらもダイソーにあります)一番小さなサイズのものをチョイス
バーベキューグリルは30×50センチ、40×40センチ、35×45センチなどの大きさがあります。(ダイソー)35×45センチのものだと、左右部分にマルチフリーパネル(35×35)が使えますので、網をカットする手間が省けるのでおすすめです。(その際は、網を4枚、マルチフリーパネルを2枚を購入します。)
バーベキューグリルの網をカットする際に参考にしたサイトです。怪我をしないように気をつけましょう。
結束バンドで網同士を固定します。上下中の3点くらい固定しておくとしっかりした作りになります。

これを他の面も同じように行います。

- ダイソー等で買えるキャスターを取り付けると、ケージ下の掃除がラクになりました
- 透明カバー等で保温性を上げることもできます
ケージのカバーも手作りする
- ダイソーなどにある100円のフェルト(60x70cm)を2枚。黒色がおすすめ!
- こちらもダイソーにある布用の「協力布用両面テープ」
フェルトは通気性や吸収性、吸音性があります。
60x70cmのフェルト布をテープで繋げて1枚にします。120x140cmの大きな布になります。

下の図の緑の四角(四隅)部分をざっくり切り取ります。切り取る大きさは、ケージの高さを基準にします。

先程切り取った布を、前の写真図の不足部分(黄色の四角)に合うように切って、貼り付けます。

遮光性あり
手作りケージの安全性について
現時点で約3ヶ月(障害のあるソラは約1年)ほど手作りケージを使用していますが、どちらも事故等なくケージを使っています。
市販の小鳥用ケージ | 縦型の柵状 |
今回作った手作りケージ | 網目状 |
市販の小鳥用ケージは縦型の柵状になっていますが、これでも足を挟んで怪我をしてしまったということを聞きます。とはいえ、バーベキューグリルの網でも足を挟む可能性もあります。どちらの危険性が高いかは分かりません。
しかし、我が家では誰かしら家におり、放鳥時間も長いということもあってか、事故が起きる様子は全くありません。
- 誰かしら家に在宅している時間が多い
- 文鳥が眠る時間以外は、ほとんど放鳥している
- 文鳥が眠るケージは別(キャリーケージで寝かせています)
もし手作りケージにしたい場合、長時間ケージに閉じ込めないほうが怪我のリスクも下がるかと思います。また、文鳥でたまにケージにしがみつく(忍者みたいに)子もいるのですが、頻繁にやる子には避けたほうがベターです。

我が家の文鳥は放鳥時間がかなり長めです。というより、料理や危なさそうなときだけケージに入ってもらうというスタイルです。
我が家のように拠点的な使い方(危ないときだけ入ってもらってケージとして使う)のがおすすめです。
手作りケージに使える文鳥用アイテム・グッズ
実際に我が家で使用している小鳥用のアイテムです。通常のケージに取り付けるのはもちろん、今回私が作ったケージ(網状)でも取り付け可能です。
森の小枝シリーズはLサイズも持っています。また、手作りした丸形のベッドや、ホームセンターで1本120円くらいで購入した棒状の木材(一見とまり木そっくりです)、針金に麻ひもをぐるぐる巻いたものを、ケージの端から端へ渡して使っています。
今回のまとめ
手作りケージは簡単に作れるのですが、文鳥に長時間入ってもらうには不向きです。(危ないときにだけ入ってもらう拠点スタイルがおすすめ)
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