こんにちは〜!飼い主です。
実家で生まれ、我が家にやってきたダークシルバーのシルちゃん。(シルバー系で女の子)
幼鳥までは実家で過ごしたのですが、貴重な幼鳥期を他の文鳥と過ごしてしまいました。(実家のクキ・桜♂)
その結果、人間にはあまり懐かず、文鳥とつるむほうが好きになってしまったのです。
手乗り崩れというには、まだ早いかもしれませんが(生後3ヶ月なので)、とにかく人間から逃げようとする。怖がる様子を見ていると、「手乗り崩れ予備軍」といった感じが否めません。
それが今では、すっかり手の上や肩に乗り、眠くなると手の中でもウトウト・・・。放鳥時間、私のあとを追って別の部屋まで来たりするんですよ!!
今回は、なぜここまで懐いてくれるようになったのか、その経歴・コツなどをお伝えできればと思います。
2020年3月30日に我が家にやってきた
シルちゃんが生まれたのは2020年1月24日。そして、我が家にやってきたのは3月30日。およそ2ヶ月のブランクがありました。
このブランクのあいだ、シルちゃんは実家にいるクキ(桜・♂)と仲良くなり、ケージも一緒だったので四六時中くっついている感じでした。
なので、我が家に来た頃は人間を怖がって、部屋中を飛び回り逃げました。
- 人間を見るとオロオロ、そわそわする
- 手を伸ばすと急いで逃げる(びっくりして暴れる)
- 常に警戒している
- 眠っているところをあまり見せない
- しばらくは餌や水に手を付けない
とにかく人間から逃げ回る。暴れる。といった感じでした。ましてや、実家という環境から我が家へお引越ししてきたのだから、余計落ち着きません。
手乗り崩れ文鳥が懐くために心がけること
〜お迎え当日

ほとんどの方はペットショップから購入されるかと思いますが、里親から貰い受けるのであれ、初日はそっとしておいてあげましょう。
ついつい「手に乗せたい!」と思いがちですが、初日の文鳥はとても警戒しているし、移動などの影響で疲れています。
人間で考えてみれば、引越し当日に知人が訪問して来る感じ。「当日は疲れているから、明日にしてほしいなぁ」って思いません?
1日目〜1週間目まで
2日目にケージから出してみましたが、とにかく怖がって暴れ、カーテンレールの上に逃げてしまいました。

やだやだ、ニンゲンこわい。逃げるでつ〜〜!!
その後捕まえるのにちょっと苦労し、捕まえられたショックでシルちゃんの不信感はますます募るばかり・・・。
ちょっと可哀想ですが、お迎え〜一週間目くらいまでは放鳥しないほうが良いと思います。

最初の一週間目で私が大事だと思ったのは、
- 人間の起床の時間を一定にする
- 文鳥を寝かせる時間も一定にする
- 餌やり、水交換のときに声をかける
餌水交換のときに、「この手がお世話しているんだよ〜」と怖くないことをアピールします。(触れないように。見せるだけw)
また、ケージ内でもめちゃくちゃ暴れて、少し怖かった感じもありましたが、それで外に出してしまうほうが危険だと思ったのでそのままにしました。
とにかく環境に慣れてもらうことが大事なので、この家での「明るくなる時間・暗くなる時間」や、餌水の交換の頻度を覚えてもらうことが大事だと思いました。
人間が新天地に引っ越して一週間も経てばなんとなく慣れるように、文鳥にも「慣れ」が来ます。
〜2週間目まで

2週間目ともなると、ようやく環境に慣れてきます。
このあたりからちょっとずつ放鳥時間を始めたため、家の間取りを覚えるようです。
この頃から外を眺めたり、カーテンレールの高いところに乗るのが好きなシルちゃんでしたが、飼い主としてはカーテンレール上はいただけない場所・・。
この頃のポイントとしては、
- 放鳥時間を作る
- 放鳥をするとき、ケージに手を入れてしばらくそのままにする
- 指を限りなくゆっくり動かして、羽などに触れる
- ゆっくり行動するようにこころがける(驚かせないため)
- 握らない!掴まない。
「ナマケモノ」(動物)をイメージするとわかりやすいです。ゆ〜っくり、ゆ〜〜っくり行動するように!
また、触る時に声をかけたり、文鳥に触れるときはいつも同じ服を着るようにするなども有効だと思います。(いつも同じ服=同じ人だと認識されやすく、覚えてもらいやすい)
うんち対策については下記もおすすめです!

3週間目〜現在まで

この頃はすでにもう「手乗り状態」。すっかり慣れました!
あんなに逃げ回っていたシルちゃんでしたが、今では逆に人間を追いかけてくるようになってしまいましたw
また、夜19時くらいになると眠いのか甘えてきて、手の中に入りたがります。無理くり飼い主の手をこじあけて、入ろうとする場面も・・・。
この時点で、もうほぼ怖がることはなくなります。ケージに手を入れても大丈夫。餌水の交換で驚くこともないし、ちょっとした大きな音をたててしまっても、「フーン」くらいの余裕な態度を見せてきますw(一週間目だったらパニックになっていた)
3週間も経たず懐いてくれた

まだ一ヶ月も経っていませんが、こうやって目を合わせてくれるようになるし、くちばしに青菜がついた無防備な状態でも手に乗ってきてくれますw
懐いてくれるポイントまとめ
- 人間の起床の時間を一定にする
- 文鳥を寝かせる時間も一定にする
- 餌やり、水交換のときに声をかける
- お迎えして一週間目くらいは放鳥しない。触らない
- 放鳥時間を作る
- 放鳥をするとき、ケージに手を入れてしばらくそのままにする
- 指を限りなくゆっくり動かして、羽などに触れる
- ゆっくり行動するようにこころがける(驚かせないため)
- 握らない・掴まない
- 触る時などに声掛けをする
- 文鳥に触る時は同じ服を着るようにしてみる
またこれはとても重要なことですが、お迎えするのが2匹以上だと今回のように慣れるのは難しいのでは?と思います。
なぜかというと、実家にいる時のシルちゃんと同じような現象になってしまうからです。文鳥同士でつるむと人間には慣れづらくなります。
一匹でベタベタに育てる>寂しくないように2匹以上で育てる
だと個人的には解釈していますが、もちろんそれは育て方次第。実家ではクキ(桜♂)とぷん(シナモン♂)は一緒に過ごしていますが、手にも乗ってきます。
生後3ヶ月くらいまでは、まだまだ人間慣れする可能性大です!(4ヶ月目以降でもいけるかも?)諦めずにかつ焦らずゆっくりいきましょう。
次回は、文鳥の餌入れの加工についてお話します。